学校給食の無償化に4億1000万円と試算
※画像は、大分県HP「令和5年度学校給食地産地消夏野菜カレーの日(中津市学校給食第一共同調理場)」より
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
昨日、3月議会の一般質問に5名の議員が登壇し、中津市の抱える課題について政策論議が行われました。
質問の中で、学校給食費無償化の論議が行われました。
市内小中学生の給食費の無償化に必要な経費は、4億1000万円と試算されています。
令和6年度予算では、国の物価高騰対策補助金を活用して、第2子以降の給食費の無償化に1億484万円が計上されています。さらに、学校給食の食材費等の高騰に伴う給食費の値上げを抑制するための補助金として5282万円が計上されています。
※写真は、大分県HP「令和5年度学校給食1日まるごと大分県(中津市本耶馬渓共同調理場)」より 〈メニュー 牛乳 ごはん しか肉の竜田揚げ 煮ぐい>
中津市では、4億1000万円の一般財源の確保が難しいため、無償化に踏み切ることができていません。
全国的に学校給食費の無償化が広がり始め、自治体間の格差が生じています。
市は、全国市議会市長会を通して、国の責任で学校給食の無償化を進めることを求めています。
政府は、児童手当拡充等の少子化対策を予定していますが、まずは保護者負担を減らすため学校給食の無償化を進めるべきと考えます。