厳しい中津市の財政状況!
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
今朝5時前に起きると外は雪が舞っていました。たくさん積もらないことを願っています。
さて、昨日は議会にこもって、財政状況の分析をしました。
グラフ等は、1月15号の市報特集号「中津市の財政事情の公表」を使用しています。
中津市の財政状況は、経常収支比率等から判断すると厳しい状況にあります。自由に使える財源に限りがあり、緊縮財政はやむを得ない状況にあります。
その要因の一つは、地方交付税の縮減です。合併後10年間の優遇措置が終了し、段階的に縮減されてきたことによります。
一方、企業誘致等の成果で市税は増加してきました。
歳出面では、社会福祉関係費の伸びが大きく影響しています。
中津市の貯金は、約88億円まで減ってきました。地方交付税等の削減による財源不足を補うため、基金を取り崩してきました。このまま推移すれば、基金が枯渇してしまう状況です。
市の借金は、約626億円まで縮減してきました。毎年の借金返済額を縮減するために、新たな借金発行額を減らして頑張ってきた成果です。
中津市では、持続可能な行財政改革を推進するため「第2期行政サービス高度化プラン」を今年4月までに策定する予定です。
3月議会の一般質問では、「持続可能な財政運営にむけて」をテーマに、質問をしていきたいと考えています。