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大塚正俊ブログ

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本耶馬渓町の将来人口を推計してみました。

おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。

昨日は、農家民泊「みどりさん家」の田植え体験で汗をかきました。

さて、2020年国勢調査のデータをもとに、本耶馬渓町の将来人口を推計してみました。

人口推計は、島根県中山間地域研究センターが開発した「人口推計コーフォート法」を使用しています。

中津市本耶馬渓町の国勢調査(2020年)人口は2,531人、前回調査の2015年人口は2,791人で、5年間で260人の大幅減となっています。

年代別の減少率(コーホート変化率)を見ると、5~9歳、40~44歳を除いで、多くの年代で軒並み減少しています。

将来人口の増減を大きく左右する0~4歳、15~39歳の減少が将来人口の減少に拍車をかけています。

その結果、将来推計人口は2030年には1,949人、2040年1,429人、2050年997人と激減していきます。

現行の人口を維持するためには、UIJターンの取り組みを強化していく必要があります。

仮に、①毎年6組の30歳代前半夫婦が4歳以下の子供を連れてU・Iターン
②毎年6組の20代前半夫婦がU・Iターン
③毎年6組の60代前半夫婦(定年退職者)がU・Iターン
が達成できた場合の人口を推計してみました。

本耶馬渓町の将来推計人口は、2030年には2,477人、2040年2,450人、2050年2,435人と現状維持が可能です。同時に、子どもの数も増加してきます。

毎年18組42人の移住は、かなり高いハードルですが、何とかしなければなりません。

市町村合併以降、旧下毛地域(三光、本耶馬渓町、耶馬渓町、山国町)の人口が急激に減少してきており、移住、定住政策は「待ったなし」の状況にあります。

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