狭あい道路を考えるセミナーに出席しました。
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
昨日、大分市で開催された大分県公共嘱託登記土地家屋調査士協会主催の「狭あい道路を考えるセミナー」に出席しました。
国土交通省市街地建築課の村上慶裕課長より、「狭あい道路問題の解消に向けた国土交通省の取り組み」について講話をいただきました。
狭あい(きょうあい)道路とは、道路幅員が1.8メートル以上4.0メートル未満で一般の交通の用に供している道路をいいます。
「狭あい道路」では、火災時に延焼しやすい、緊急車両が入れないといった課題があり、日常生活の利便や災害時の安全など、住みよい環境づくりの面で多くの問題を抱えています。
旧中津市内には、住宅総数30,750戸のうち、狭あい道路に面する住宅は13,040戸(42.4%)となっています。
新たに家を建てる際には、4m以上の道路に接していることが必須で、道路の中心線から2m以上セットバックしなければなりません。
セットバックして確保された4m以上の道路は、国の補助事業である「狭あい道路整備等促進事業」を活用して整備することが可能です。
中津市においても、狭あい道路の拡幅整備を進めていかなくてはなりません。