三光地区の将来人口を推計してみました。
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
昨日から議会を代表しての東京出張で、今朝は新橋のホテルで朝を迎えました。
さて、2020年国勢調査のデータをもとに、三光地区(旧三光村)の将来人口を推計してみました。
人口推計は、島根県中山間地域研究センターが開発した「人口推計コーフォート法」を使用しています。
中津市三光地区の国勢調査(2020年)人口は5,040人、前回調査の2015年人口は5,167人で、5年間で127人の減となっています。
年代別の減少率(コーホート変化率)を見ると、5~14歳、30~49歳を除く年代で減少しています。
その結果、将来推計人口は2030年には4,585人、2040年4,020人、2050年3,503人と減少していきます。
現在の人口を維持していくためには、15~29歳の年代の減少を食い止めなければなりません。
そのためにも、UIJターンの取り組みを強化していく必要があります。
仮に、①毎年5組の30歳代前半夫婦が4歳以下の子供を連れてU・Iターン
②毎年5組の20代前半夫婦がU・Iターン
③毎年5組の60代前半夫婦(定年退職者)がU・Iターン
が達成できた場合の人口を推計してみました。
三光地区の将来推計人口は、2030年には5,056人、2040年5,024人、2050年5,022人と現状維持が可能です。同時に、子どもの数も増加してきます。
毎年15組25人の移住は達成可能な人数です。
市町村合併以降においても、三光地域の人口減少は緩やかでしたが、移住、定住政策は「待ったなし」の状況になりつつあります。