1. HOME
  2. ブログ
  3. 議会
  4. 大分はコロナ禍をチャンスにできるか

大塚正俊ブログ

BLOG

議会

大分はコロナ禍をチャンスにできるか

おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。

昨日、大分県市議会議長会議員研修会に参加しました。

(株)日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介先生から「大分はコロナ禍をチャンスにできるか」と題してご講演を頂きました。

藻谷先生は、ベストセラーとなった『デフレの正体』『里山資本主義』などの著書で、社会通念と異なる〝事実〞を指摘した地域エコノミストで、中津にもおいでいただきご講演をいただいた方です。

各種データのグラフ化や積み上げから得られた真実をもとに、「コロナ禍をチャンスにする」ための考え方をご教示して頂きました。

コロナ禍の中で、今後の社会や暮らしがどう変わるのか。答えを見つけられないまま、手探りの日々を送っている人が多いのではないか。メディアでは視聴者の不安を煽る報道が繰り返され、SNSでは多様な意見が氾濫している。「みんなが言っているから正しい」を抜け出し、得た情報をもとに自ら考え、動ける人になることが必要。

藻谷先生は、「誰の、何の情報を見ればいいのか」という発想自体、「人の言ったことが正しい」から抜け出せていない証拠だと指摘しています。

「基本的なことは自分で数字を追うべき。たとえばコロナは怖いと世の中は大騒ぎですが、いったいどれくらいの人が死に至っているのか。感染者数や死者数などはそれほど調べなくてもすぐに見つかります。それをエクセルなどでグラフにするだけ。その程度なら、小学校か、せいぜい中学校までの知識でできます。一から自分で数字を調べたベーシックな事実こそ、真実。」

「専門知識の前に〝事実発見力〞。まずは〝絶対数〞を自分で調べること。机上のモデルより、現実を見ること」が大切と力説されました。

 

関連記事