地方自治研究大分県集会に行ってきました。
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
21日から2日間、地方自治研究大分県集会で竹田市、豊後大野市に行ってきました。
基調講演では、ジャーナリストの青山彰久さんより「地方自治の現状とこれから~地域の豊かさと住民自治を求めて~」と題してご講演を頂きました。地域再生のためにノウハウではなく、地域のスピリッツを学ばないと成功しないとご教示頂きました。
2日目は、「自治体自立」分科会に参加し、「地方財政・デジタル化」をテーマに、地方自治総合研究所の其田茂樹研究員から「地方財政計画と地方交付税の動向~異次元の何?~」と題してご講演を頂きました。政府の「2024年度までは、一般財源の総額は2021年度地方財政計画の水準を下回らないよう同水準を確保する」は、「行政需要が増加している中にあっても、地方交付税は増やさないという足かせとなっていないか」とのご示唆を頂きました。
午後からは、豊後大野市緒方町に整備された「関係人口交流拠点施設「cocomio」(ココミオ)」の現地調査を行いました。この施設は、地域住民・移住者・多拠点居住者を中心とした関係人口の創出及び新たな事業の創出を図ることで地域の活性化を目指すことを目的に令和4年10月にオープンしました。
cocomioでは多様な人材の交流を促進するため、またリモートワーク等の多様な働き方に対応するためにサテライトオフィスやコワーキングスペースなどの「しごと場」を提供しています。
起業創業を志している方への創業支援やセミナーの開催、しごとに悩みを抱えている方への相談業務等を行っています。
昨年10月のオープンから、半年で約1500名の方が来場しているそうです。