昨日の大分県内の新規感染者は230名、中津市では11名となりました。

先週の人口10万人当たりの新規感染者数は、大分県内では236人、中津市内では115人となっています。

大分県内、中津市内とも第7波の中にあって、高止まりの状況にあります。

これまでの経験から「まん延防止等重点措置等」が発令されてもおかしくない状況となっています。

さらに、4月12日より濃厚接触者の特定・行動制限・積極的疫学調査の実施方法が変更となっています。
①同一世帯内で感染者が発生した場合（６５歳以上の高齢者、４０～６５歳未満で基礎疾患などハイリスクのある方、妊婦を除く）、②集団感染（クラスター）が発生した場合や発生が疑われる場合を除いて事業所等で感染者が発生した場合や保育所、幼稚園、認定こども園、小学校、義務教育学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び放課後児童クラブで感染者が発生した場合の濃厚接触者の特定、行政検査は実施されていません。

よって、今公表されている感染者数以上に感染者が存在している可能性があります。

ようやく行動制限のない大型連休が始まりましたが、政府が「まん延防止等重点措置等」を発令していないだけで、感染者数は過去最大の状況にあると言えます。

経済活動を停めるわけにはいきませんが、むやみに人混みの中を出歩くことは避けた方が良いかと思います。

『以下は大分県のホームページより抜粋』
大型連休を迎え、会食の機会が増えます。会食を行う場合は、会話時のマスク着用、密にならない配席の工夫、席の移動を行わない等の感染対策の徹底をお願いします。

新型コロナウイルスはエアロゾル感染することから、換気が重要です。家庭や事業所、体育館等の屋内では、常時、２方向の窓を開け、扇風機も活用するなど換気を徹底してください。

感染防止の決め手は、ワクチン接種です。ワクチン接種による発症予防、重症化予防の効果は明らかです。速やかな接種をお願いします。

県営接種センターでは、大型連休期間中も木曜日から日曜日に接種を行っています。当日予約枠も確保していますので、ご利用ください。（大分県ワクチンコールセンター：0120－118－721)

連休中は、多くの医療機関が休診となりますが、県内全域で当番医体制をとっています。受診先等でお困りの場合は、受診相談センター（097-506-2755、24時間対応）までご相談ください。また、県のホームページでも掲載していますので、「大分県 コロナ受診」で検索してください。