「議員定数等を考える市民との意見交換会」を開催
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おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
昨日、本会議場で各種団体代表者の皆様方(24名)と「議員定数等を考える市民との意見交換会」を開催しました。
令和5年11月、中津市連合自治委員会より議員定数削減(24名から3名減)の要望書が提出されたことを受け、昨年年3月に議員定数等調査研究特別委員会を設置しました。
特別委員会では、これまで9回にわたる会議や有識者を招いての議員研修会を開催するなど、地方分権時代における適正な議員定数について議論してきました。
今回、各種団体の皆様方から議員定数等に関する以下のご意見(抜粋)を頂戴しました。
◇別府市の議員定数は25名(人口114,000人)で、人口で比較すると中津市の24名は多いのでは。また、上程された議案に対する否決、修正等の事例がほとんどないので議員の人数は削減しても良いのでは。さらに、行政改革を進めていく上で議員定数は削減すべき。
◇自治体の抱える課題は、人口だけで判断するのは難しいので、全国の類似団体の議員数や行政面積等を考慮して、現行の24名が妥当ではないか。議員数が減少すると住民の声が届きにくくなるので、現行の人員は確保すべき。若者や女性などの立候補を増やすためには、報酬(388,000円/月)の引上げや家事、働きながら議員が務められるような環境整備が必要ではないか。
◇これ以上議員を減らすと旧下毛町村に在住する議員がいなくなる可能性がある。(現在、山国町在住議員が不在)住民の声を出来るだけ市政に反映させるためには、議員をもっと増やすべき。議員はもっと議会・議員活動に切磋琢磨すべき。全国的に議員数削減や報酬の見直しが行われているが、中津市にとって必要な議員数の確保、報酬の引上げを行うべきでは。
議会として、今回頂戴したご意見を踏まえて、適正な議員定数について議論していきます。
※意見交換会資料(pdf)は左の画像をクリックするご覧いただけます。