2040未来ビジョン出前セミナーin久留米に参加しました。
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
昨日、久留米市で開催された「2040未来ビジョン出前セミナーin久留米」に参加しました。
東北大学大学院 情報科学研究科准教授の河村和則さんより、「地方議会の役割と議会改革 ~これまでの10年とこれからの10年~」と題してご講演を受けました。
身近な議会改革の必要性として、 住民に頼られる議会になることが先決。
仕事をしないのに報酬を増やすのは受け入れられない。
住民から距離があるのでは、あるべき姿に近づかない。
なり手不足対応も必要であるが、信頼・評価を得ることが先(内なる改革の意義)とご教示頂きました。
また、TURNSプロデューサーの堀口正裕さんより、「移住・関係人口につながる場作りと情報発信のポイント」と題してご講演を受けました。
移住がゴールと思っている人が少なくなっている気がしています。当たり前のことだけど、移住って自分がしあわせになるために移住しないと意味がない。人生の通過点のひとつである移住を、どう設計するんだという風に考える人がすごく増えています。
また、西条市は徹底的に、移住して何をやりたいかをヒアリングしたうえで、「この人に会ったほうがいいよ」というのをカスタマイズして紹介してくれます。手間をかけて、オリジナルツアーを実施しています。移住したあとも、職員さんたちの寄り添う意識がすごく強く、事業や住居の相談に対しても一緒に考えてくれて、移住者が挑戦しやすくなっています。継業もうまくいっているし、チャレンジしやすい土壌がある。その結果として西条市には年間1177人(令和3年度)もの移住者が来ている。とご教示頂きました。
さすがに、90分の講演を続けて2つも受けると疲れますが、とても勉強になりました。
今後の議会活動や政策提言に活かしていきたいと思います。