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大塚正俊ブログ

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議会

12月議会の一般質問に登壇しました。

おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。

昨日、12月議会の一般質問に登壇し、執行部の考え方を質しました。

その一部を紹介します。詳細は、後日議事録(抜粋)を作成し、公表します。

1.「中山間地域の活性化」では、
(質問)市町村合併以降、急速に進行する過疎化、少子・高齢化に対処するために、地域運営組織の組織化を進めるべきではないか。
(答弁)人口減少と少子高齢化の進行により、単独の自治会だけでは草刈りや伝統行事など、地域機能の維持が困難になりつつある現状は深く認識しております。組織化にあたりましては、地域福祉ネットワーク協議会などの既存組織の活用や発展的な移行も視野に入れ、地域の実情を丁寧に伺い、専門のアドバイザー派遣を行うなど、地域の負担感に配慮しながら持続可能な組織づくりに向けた伴走型の支援を行ってまいります。

2.「県による宿泊税の導入に反対」では、
(質問)「大分県が宿泊税を課税するなら良し」とするのではなく、中津市も第3者機関を設置して、宿泊税に関する調査検討をすべきではないか。
(答弁)すでに大分県において調査・分析が実施され、導入の可否について丁寧な議論が進められているところです。このプロセスの中で、本市の来訪者の特性も踏まえ、県境をまたいだ北九州・福岡方面からの誘客につながる施策の展開など、県に対して必要な意見をしっかりと述べてまいります。

3.「花粉症対策」では、
(質問)将来、花粉が飛ばない無花粉スギが増えていけば、花粉症に苦しむ人を減らしていくことが可能です。そこで森林環境譲与税を活用した無花粉スギ苗の補助を創設してはどうか。
(答弁)今後、県内で無花粉スギ苗が流通するようになりましたら、補助対象種として検討したいと考えております。

4.「遠距離通学への支援の拡充」では、
(質問)過疎化対策の視点に立って、どの地域に住んでもスクールバスで児童を送迎できる体制を確保すべきでは。
(答弁)地域を問わず遠距離通学の児童が安心して通学できる体制を確保することは、重要であると考えています。既存の公共交通機関の運行状況や保護者との協議等を踏まえ、現行のスクールバスの延長などについて、弾力的に考えていきたいと思います。
(質問)スクールバスが運行できていない地域もあり、熱中症対策、防犯対策として、小・中学生の補助対象となる距離の縮小や自家用自動車による送迎に対する補助の新設、自転車・徒歩に対する補助の見直しを検討すべきでは。
(答弁)児童生徒の置かれている環境に配慮した支援は必要ですが、遠距離通学の条件緩和や新たな補助制度の創設等については、他市の状況も踏まえながら慎重に考えてまいりたいと思います。

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