11月1日は「おおいた教育の日」
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
昨日、中津文化センターで開催された「おおいた教育の日」推進大会に、議長の代理で出席しました。
大分県では、教育に対する関心と理解を深め、学校・家庭・地域社会が相互に協力することにより、明日の大分を担う心豊かでたくましい子どもたちを育成するとともに、地域社会の振興に主体的に参加する人づくりを進めるため、11月1日を「おおいた教育の日」、11月1日から7日を「おおいた教育週間」と定めています。
オープニングは、三保小学校人形劇クラブの北原人形芝居が披露されました。
実践発表では、本耶馬渓中学校の「ふるさと魅力再発見」、中津東高等学校電気科ロボット部の「協議ロボットの制作について ~地域産業に担い手として~」、中津市PTA連合会の「ほめまち中津の家庭教育ノススメを活かした取り組み」が行われました。
記念講演では、慶應義塾大学の山内 慶太教授より、「独立の気力を育む ~学問のすゝめ150年に際して~」と題してご講演を頂きました。
福沢諭吉先生は『学問のすすめ』の中で、こう言っています。「独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は、必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり」。
何かにつけ、他を頼りにする人ばかりになっていないか。他人(の目、態度)を気にしてびくびくしている人が多くないか。他に媚びへつらう姿をよく見ないか――。
その問いに「ない」とはっきり答えることができるようになったとき、その組織には独立心に満ちて行動する人があふれているはずです。
「学問のすゝめ」発刊から150年が経っても、福澤先生の訴えた「独立の気力」が、今、社会や組織などで求められていると痛感しました。