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大塚正俊ブログ

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カスタマーハラスメント根絶により誰もが安心して働ける環境と事業活動ができるまちづ くりを目指す決議

おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。

昨日、3月議会の議案質疑が行われ5名の議員が登壇しました。今議会に上程されている予算・条例議案等について質疑が行われました。

その後、会派会長会から「カスタマーハラスメント根絶により誰もが安心して働ける環境と事業活動ができるまちづ くりを目指す決議」を緊急上程し、全会一致で可決しました。

近年、顧客や団体による過度な要求や不当な振る舞いによって労働環境や企業、事業主が脅かされ、働く人々の心身の健康や事業活動に影響を及ぼすカスタマーハラスメント(カスハラ)が全国的な問題となっています。

厚生労働省の「令和5年度 職場のハラスメントに関する実態調査」では、過去3年間のカスハラ(顧客等からの著しい迷惑行為)の相談は27.9%となっています。

R7ketsugi1のサムネイル中津市においても、本年2月に公表された「職員向けアンケート」結果では、「過去5年間においてカスハラを受けたことがある」が243件(43.7%)との調査結果が明らかとなりました。

しかし、中津市内におけるカスハラは市役所に対してだけではなく、全国実態調査と同様に民間の就業者や企業、団体、事業主に対して悪質なカスハラが発生しており、早急な対応を求める意見が議会、議員にも寄せられています。

そこで、中津市として、「市民生活の充実向上」と「市内経済の健全な発展」に資することを目的に「カスタマーハラスメント根絶により誰もが安心して働ける環境と事業活動ができるまちづくり」を宣言し、そのまちづくりを実行するため、カスハラの実態調査を行うとともに、カスハラの通報、相談窓口の設置やカスハラ行為の確認・認定を行う対策委員会の設置、制裁措置などを盛り込んだ「カスタマーハラスメント防止条例」を制定することを強く求めるものです。

※決議の全文は、左の画像をクリックするとご覧いただけます。

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