朝倉市の平塚川添遺跡公園に行ってきました。
おはようございます。中津市議会議員の大塚正俊です。
昨日、福岡県朝倉市にある平塚川添遺跡公園に行ってきました。
この遺跡は、弥生時代中期から古墳時代初頭(紀元前1世紀から西暦4世紀ごろ)の遺跡で、平成6年に国の史跡に指定されています。
遺跡公園は、平成8年から文化庁・福岡県の補助を受け遺跡を整備し、平成13年に平塚川添遺跡公園として開園しました。
環濠・竪穴建物・高床倉庫などの当時の建物、環濠、古代植生などが復元設置されています。
中津市には、平成22年に国の史跡として指定された「長者屋敷官衙遺跡」があります。
この遺跡は、8世紀中~10世紀初めの下毛郡衙(下毛郡役所)の正倉(税金としてのお米などを収納する倉庫群)跡と考えられています。
将来は、国指定史跡公園として整備し、周辺の遺跡とあわせて古代学習の場として活用していく方針となっています。
平成26年、中津市は駐車場(約30台)やトイレ、多目的広場などを併設した整備計画を策定しています。総面積2.1ha、総事業費は約7億6000万円で、周辺の古代遺跡を周遊する拠点施設としての役割も持たせる計画でした。
しかし、行財政改革で整備計画が大幅に縮減され、工事は進められていますが、なかなか史跡公園の姿が見えてきません。