５月16日（月）午後１時から、東京都「都市センターホテル」で開催された全国自治体病院経営都市議会協議会第５０回定期総会、理事会に議長の代理で出席しました。

この協議会は、「自治体病院経営都市議会の議長が連絡協調して、自治体病院経営の健全化を図り、もって自治体病院の興隆発展に寄与すること」を目的に組織されています。全国の自治体病院のうち、２７２団体が加盟しています。

　総会に先立ち、総務省大臣官房審議官（公営企業担当）渡邊　輝　氏より、『公立病院経営強化の推進について』と題して、ご講演をいただきました。
全国の公立病院の経営状況は、令和２年度決算ではコロナ感染症対策補助金等により、経常損失を生じた公立病院数の割合は減少していますが、それでも全体の約４３％を占めています。
また、修正医業収支比率（自治体からの負担金を除く収支）が年々減少傾向となっており、特に病床規模が小さくなるにつれて、収支比率が悪化してきています。

総会では、令和３年度決算、令和４年度事業計画（案）・予算（案）を原案どおり承認しました。
役員改選が行われ、会長には北海道名寄市議会議長、副会長は全国９ブロックから９名選出されました。（九州ブロックは佐賀県多久市議会議長を選出）中津市は昨年に引き続いて理事として選出されました。