2021年9月議会総務企画消防委員会
9月21日、9月議会の総務企画消防委員会に出席しました。
委員会に付託されている消防本部、総務部、企画観光部に関連する議案について審議を行いました。
総務企画消防委員会では、上程されたすべての議案を原案どおり可決しました。
消防本部関係では、県道渋見成恒線の拡幅工事に伴う第2方面団第6分団(三光原口)詰所移転にかかる用地整備に対する負担金(307万円)が計上されています。
移転に伴う県からの建物移転補償費は624万円(用地は地元)で、詰所の建設費(2000万円)は、令和4年度当初予算に計上する予定との説明がありました。
地元の集会所横にある詰所の移転ですが、道路工事のために詰所は早期に解体しなければならないため、消防車は三光支所の車庫に駐車することとしています。建設工事の遅延によって消防団の運営に支障が生じることとなるため、計画的な事業執行が必要です。
企画観光部関係では、「“新たな旅のカタチ”実証事業」として、中津耶馬渓観光協会への補助金(420万円)が計上されています。
総事業費839万円に対して、環境省から420万円の補助金を受けることとしています。
新型コロナウイルス感染拡大により、少人数化へと“旅のカタチ”が変化しつつある中で、新たな旅行のニーズを把握・分析し、アフターコロナを見据えた旅行商品を販売することを目的とした事業を中津耶馬渓観光協会とともに取り組んでいくために、同協会へ経費の一部を支援することとしています。
令和3年度は中津耶馬渓観光協会が地域の魅力を活かした少人数モニターツアーを企画・実施・実証し、そのツアー参加者からの意見を参考にツアー内容を見直し、令和4年度以降に旅行商品として旅行会社へ販売することを目指しています。
【モニターツアーの概要】
①農林業体験ツアー(モニター8名×2回予定)
②里山体験ツアー(モニター6名×3回予定)
③体験女子ツアー(モニター8名×6回予定)
④ふるさと納税を活用したオンラインツアー(モニター15名×4回予定)
企画商品として、1泊2日18,000円から36,000円、2泊3日50,000円程度を想定していますが、観光協会の手数料も考慮したうえで料金設定を行うことや、移動手段の確保や東京等からのパック商品の開発を求めました。
総務部関係では、県の高潮浸水想定区域の指定に連動して、高潮ハザードマップを作成する経費(500万円)が計上されています。
浸水深さに対応して色分けが行われますが、区分が分かりにくいため、ネット上のウエブ版では深さが表示できるようにするよう求めました。浸水想定区域内の住民には、紙ベースのマップを配付するとのことです。