2021年9月議会が開会、蔓延防止対策を求める意見書は不採択
8月31日、中津市議会第3回定例会(9月議会)が開会しました。
会期を8月31日(火)から9月29日(水)の30日間とし、 市長の行政報告、提案理由の説明が行われました。
提案された議案は32 件(令和3年度一般会計補正予算等の予算関係 7 件、令和2年度一般会計等の決算認定 12 件、条例議案 6 件、その他議案 2 件、報告案件 5 件 )となっています。
また、私たちの会派から「意見書第7号 新型コロナウイルス感染症対策に対し、緊急事態宣言の発出等、蔓延防止対策を求める意見書(案)」を緊急上程しました。
新型コロナウイルス感染症は、令和3年7月から急激に陽性者確認数が拡大し、8月に入り大分県においても連日、1日における感染確認は過去最多を更新し、高止まりの状態が継続しています。感染症法では、他者への感染性がなくなったと判断されるまでの期間は医療機関での入院、もしくは宿泊施設で療養をすることになっていますが、5月31日現在、県下では入院(237人)・宿泊療養(434人)に対し、自宅療養(511人)・入院待機(134人)となっています。この状態が継続すれば入院及び療養施設入所の待機者も急増し、自宅療養を余儀なくされる陽性者も急増してくることが危惧されます。そこで、大分県に対して、緊急事態宣言の発出を求める等、蔓延防止に係る措置を直ちに執ることを求める意見書を提出しました。
採決の結果、賛成(私たちの会派4名、共産党3名)少数で意見書は不採択となりました。反対の理由は、反対討論が行われなかったためわかりません。